ワクチンについて
ABOUT VACCINATION
混合ワクチン
主にウイルスが原因で生じる重篤な感染症を予防する効果があります。複数の病気を同時に予防できる総合的なワクチンです。
狂犬病ワクチン
発症すると100%死に至る病気を予防することができます。狂犬病清浄国の日本でも万が一に備えて年1回の接種が義務付けられています。
                ワクチンには2種類、「混合ワクチン」と「狂犬病ワクチン」があります。
                混合ワクチンは主にウイルスが原因で生じる重篤な感染症を予防する効果があります。
                狂犬病ワクチンは狂犬病という発症すると100%死に至る病気を予防することができます。
            
当院のワクチンの特長
OUR VACCINE FEATURES
適切な選択
必要な種類のワクチンを、必要な子に、適切な時期に接種することを大切にしています。
個別プラン
ライフスタイルや年齢、体調に合わせたワクチンプランを提案いたします。
抗体検査推奨
感染症のリスクが低い犬猫については、抗体検査により過度な接種を避けるプランも提案します。
安全フォロー
副作用や体調変化についてもしっかりフォローし、万が一の際にも迅速に対応いたします。
🌟 当院の理念
                「必要な種類のワクチンを、必要な子に、適切な時期に」
                この基本方針のもと、一頭一頭に最適な予防プランをご提案いたします。
            
ワクチンで予防できる主な病気
PREVENTABLE DISEASES
犬の感染症
- 犬パルボウイルス感染症
 - 犬ジステンパーウイルス感染症
 - 犬アデノウイルス感染症(伝染性肝炎)
 - レプトスピラ感染症
 
猫の感染症
- 猫パルボウイルス感染症(汎白血球減少症)
 - 猫カリシウイルス感染症
 - 猫ヘルペスウイルス感染症(猫ウイルス性鼻気管炎)
 
犬のワクチンについて
DOG VACCINATION
混合ワクチン
犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パルボウイルス感染症、犬パラインフルエンザ、犬コロナウイルス感染症を予防するためのワクチンです。
上記6種類に加え、レプトスピラという病気に対するワクチンが含まれます。レプトスピラはネズミなどの尿で汚染された土や水から感染するため、山やキャンプに連れていかれる方は接種をお勧めします。
| 混合ワクチン成分 | 6種 | 10種 | 
|---|---|---|
| ジステンパー | ● | ● | 
| 犬感染性肝炎(A1) | ● | ● | 
| 犬伝染性咽頭気管炎(A2) | ● | ● | 
| 犬パラインフルエンザ | ● | ● | 
| 犬パルボウイルス感染症 | ● | ● | 
| 犬コロナウイルス感染症 | ● | ● | 
| レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー) | - | ● | 
| レプトスピラ感染症(カニコーラ) | - | ● | 
| レプトスピラ感染症(グリッポチフォーサ) | - | ● | 
| レプトスピラ感染症(ポモナ) | - | ● | 
📅 接種スケジュール
生後6〜8週齢で初回のワクチン接種を行い、その後16週齢またはそれ以降まで4週間間隔で再接種を受けると効果的でしょう。以降は1年毎に接種を受けることお勧めします。
🐶 子犬の場合
- 生後8週齢で初回接種
 - 生後12週齢で2回目
 - 生後16週齢で3回目
 - 1年後に追加接種
 
🐕 成犬の場合
- 1年毎に1度の接種
 - 毎年同じ時期での接種を推奨
 
狂犬病ワクチン
狂犬病は人も感染する、致死率がほぼ100%の恐ろしい病気です。日本では1957年以来、国内の犬での発生は確認されていませんが、東南アジアやロシアなどの近隣諸国では、まだまだ広く蔓延しており、いつ日本に入ってきてもおかしくない状況です。
⚖️ 法的義務
                    犬においては、狂犬病予防法により年1回の接種が義務付けられています。
                    子犬のうちは混合ワクチンの接種も必要となるため、スケジュールの調整が必要です。
                    日本での発生がないからといって安易に考えることなく、毎年しっかり予防接種をしましょう。
                
猫のワクチンについて
CAT VACCINATION
混合ワクチン
猫汎白血球減少症、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症を予防するためのワクチンです。この中でも猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症は猫風邪の原因となるウイルスで、2〜3ヶ月齢前後の子猫に多くみられる病気です。
上記3種に加え、猫クラミジア感染症と猫白血病ウイルス感染症に対するワクチンが含まれます。猫が外に出る場合や、同居の猫が猫白血病に罹患している場合などは接種が推奨されます。
| 混合ワクチン成分 | 3種 | 5種 | 
|---|---|---|
| 猫汎白血球減少症(伝染性腸炎) | ● | ● | 
| 猫ウイルス性鼻気管炎(FVR) | ● | ● | 
| 猫カリシウイルス感染症 | ● | ● | 
| 猫白血病ウイルス感染症 | - | ● | 
| 猫クラミジア感染症 | - | ● | 
📅 接種スケジュール
生後6〜8週齢で初回のワクチン接種を行い、その後16週齢またはそれ以降まで4週間間隔で再接種しましょう。成猫になったら1年に1回の接種がお勧めです。
🐱 子猫の場合
- 生後8週齢で初回接種
 - 生後12週齢で2回目
 - 生後16週齢で3回目
 - 1年後に追加接種
 
🐈 成猫の場合
- 1年毎に1度の接種
 - 毎年同じ時期での接種を推奨
 
ワクチンで生じる可能性のある副作用
POSSIBLE SIDE EFFECTS
                ワクチンは多くの感染症から犬や猫を守る非常に大切な予防手段ですが、まれに副作用が起こることがあります。
                ほとんどは一過性で軽度なものですが、知っておくことで安心して接種を受けていただけます。
            
よく見られる軽度な反応
- 接種部位の腫れや痛み
 - 元気消失、食欲不振
 - 軽度の発熱
 
⏰ 通常1〜2日以内に自然に回復します
比較的まれな反応
- 顔の腫れ、かゆみ、じんましん
 - 嘔吐や下痢
 - 元気消失、ぐったりする
 
⚠️ アレルギー反応の一種で、早急な対応が必要です
ごくまれな重度の反応
- アナフィラキシーショック
 - 呼吸困難、虚脱
 
🚨 命に関わるため、接種後15分程度は病院内か病院の近くで経過観察を推奨
🏥 当院での対応
                当院では接種後の体調変化についてしっかりとご説明し、副反応が出た場合もすぐに対応できるように準備しています。
                また、過去に副反応があった子や持病がある子については、ワクチンの種類や接種方法を調整することも可能です。
            
ワクチン接種のよくある質問
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
どのくらいの頻度でワクチンが必要ですか?
+室内飼いでもワクチンは必要ですか?
+接種後に安静は必要ですか?
+副反応が心配です…
+料金・ご予約について
PRICE & RESERVATION
💉 ワクチン接種料金のご案内
                ワクチンの種類や接種回数によって料金が異なります。
                初回接種時には必ず診察を行い、ペットの健康状態を確認した上で最適なワクチンプログラムをご提案いたします。
                料金の詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
            
⚠️ 接種時の注意事項
                    ・体調が良い時に接種してください
                    ・接種後は激しい運動を避け、安静にしてください
                    ・接種後は様子を観察し、異常があればすぐにご連絡ください
                    ・狂犬病ワクチンと混合ワクチンは同時接種できません