歯ブラシをできない子のための“現実的”ケア3選
おはようございます。
サークルどうぶつ病院五条の院長です。
今日も犬猫のデンタルケアについてのあれこれをお伝えさせていただきます。
今日は、
「歯ブラシを使った方がいいのは分かってる。でも、うちの子は絶対ムリ…」
という方に向けた
「歯ブラシ以外でのデンタルケアの方法」をお伝えいたします。
結論から言うと、
歯ブラシができない=ケアを諦める、という必要は一切ありません!
むしろ、最初から“完璧”を狙うほど挫折しやすいです。
今日は、現場で実際に効果を感じている
“本当に続けやすい3つのケア”
だけに絞って紹介します。
1. ペーストだけを舐めさせる(難易度★☆☆)
■ これだけで意味あるの?
めちゃくちゃあります!
種類によりますが、犬猫用の歯科ペーストには
プラーク(細菌膜)を壊したり、菌の増殖を抑える成分が入っていて、
「舐めるだけ」でも一定の効果があります。
特にフランスの動物用医薬品メーカーのVirbacさんから販売されている「C.E.T 歯磨きペースト」がオススメです。
■ 特に向いている子
- 口元を触られるのが苦手
- 怒るタイプ
- シニアでストレスをかけたくない子
2. ガーゼや歯磨きシートでぬぐう(難易度★★☆)
■ ポイントは力ではなく摩擦
ガーゼで歯の表面を軽くなでるだけで、
歯ブラシに比較して30〜40%くらいのプラーク除去が可能と言われています。
■ 続けやすい理由
- 1回5〜10秒で終わる
- 歯ブラシより嫌がりにくい
- 指なのでブラシよりもコントロールしやすい
3. 指サック系歯ブラシでのケア(難易度★★★)
シートに似た使用感で実際ブラシでこそぎ落とせるのが強みです。
■ メリット
- ブラシなので歯周ポケットの汚れを取りやすい
- ペーストと併用すると更に◎
→通常タイプの歯ブラシよりもシートに近い使用感なので、嫌がられにくいです。
続けることが何よりも重要です
歯ブラシができないと
「うちの子のために何もできてない…」
と自分を責める方が本当に多いです。
でも、実際は
犬猫のデンタルケアは習慣が何より重要でやらないより何かをすることが圧倒的に価値がある。
毎日1%でも前に進めば、
“将来の歯のトラブルを防げる確率”がどんどん上がっていきます。
まとめ
「完璧にやるより継続できる方が断然予防効果がある。」
ケアは、正しさよりも続けられることが何よりも重要です。
- 歯ブラシできなくても、ケアは絶対できる
- ペースト/シート/指サック歯ブラシの3つが現実的
- 毎日コツコツの積み上げで健康寿命が伸びる
今日もお読みいただきありがとうございました。
院長


