外耳炎などの耳の病気では、おうちで点耳薬を入れる治療が必要になることがあります。でも、耳に薬を入れると頭をブルブル振ってしまったり、怖がって逃げてしまったりと、苦労している飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、おうちでできる点耳のコツを、動画とあわせてご紹介します。
目次
点耳の前に準備すること
- 手をきれいに洗います。
- 点耳薬の種類と、使用する耳(右耳・左耳・両耳)を確認します。
点耳の手順
点耳も「後ろから」が基本
点耳薬も動物の後ろから入れてあげると、怖がる子が少なくなります。
手順
- 後ろに回る:動物の後ろ側もしくは横側に位置します。
- 耳の穴を確認する:片方の手で耳を持ち、耳の穴の位置を確認します。
- 点耳薬を入れる:もう片方の手で点耳薬を持ち、耳の穴に向かってワンプッシュします。
- 耳の根元をもむ:耳の根元を5回ほど、やさしくもみもみします。お薬が耳の奥まで行きわたります。
- 頭を振らないように支える:もみ終わるまでは、お顔を持って頭を振らないようにしてあげます。
頭をブルブル振ってしまうときは
点耳薬を入れると、頭をブルブルと振る子がいます。入れてすぐに頭を振ると、せっかくのお薬が外に出てしまいます。できればお顔を持って、頭を振らないようにしてあげましょう。
それでも振ってしまう子はいます。せめて、点耳薬を入れて5回もみもみするまでは、振らないように支えてあげてください。
動画で見る
一人で点耳するとき
一人のときも、点眼と同じように動物の後ろに回りましょう。後ろから耳の穴を確認して点耳薬を入れると、やりやすくなります。
うまくさすためのコツと注意点
- 容器の先を耳の中に入れすぎない:先が耳の中に当たると、痛がったり、薬が汚れたりする原因になります。
- あふれた薬はふき取る:耳の入り口にあふれた薬は、コットンなどでやさしくふき取ります。綿棒で耳の奥をこするのはやめましょう。
- 終わったらたっぷりほめる:点耳のあとにほめたり、おやつをあげたりすると、「点耳=いいことがある」と覚えてもらいやすくなります。
- 無理をしない:暴れてしまうときは一度やめて、落ち着いてから再挑戦しましょう。
- うまくできないときは相談を:どうしても点耳が難しい場合は、かかりつけの動物病院に相談してください。
まとめ
点耳のポイントは、後ろから耳の穴を確認して入れること、そして入れたあとに耳の根元を5回ほどもみもみして、その間は頭を振らないように支えてあげることです。飼い主さんも動物たちも、できるだけストレスなく治療を続けられるよう、ぜひ試してみてください。

