ワンちゃん・猫ちゃんには、点眼を嫌がる子がとても多いです。それでも、病気によっては毎日の点眼が治療に欠かせないこともあります。
この記事では、飼い主さんとどうぶつたちのストレスが少しでも減るように、おうちでできる点眼のコツをご紹介します。動画もあわせて、ぜひ試してみてください。
目次
点眼の前に準備すること
- 手をきれいに洗います。
- 目薬の種類と、使用する目(右目・左目・両目)を確認します。
- 「よく振ってから使用」と書かれている目薬は、軽く振っておきます。
- 目やにや汚れがある場合は、湿らせたコットンなどでやさしくふき取っておきます。
点眼の手順
いちばん大切なのは「前からさそうとしない」こと
目の前から手が迫ってきたら、誰でも怖いですよね。動物たちも同じです。点眼は、動物の後ろから行うようにしましょう。
手順
- 後ろに回る:動物の後ろ側に位置します。
- 顎を包み込むように持つ:片方の手で顎を包み込むように持ち、少し上を向かせます。
- 上まぶたを上げる:顎を持った手の親指で、上まぶたを少し持ち上げておきます。
- 頭の上から目薬を近づける:もう片方の手で目薬を持ちます。動物の視界に入らないよう、頭の後ろ側から目の上へ持っていきます。
- 1滴たらす:目に1滴たらします。
- 5秒ほど目を開けておく:できれば5秒ほどまぶたを開けたままにしておくと、薬の成分が目全体に行きわたります。
動画で見る
一人で点眼するとき
動画では、一人が動物を支え、もう一人が点眼しています。でも実際には、飼い主さんが一人で点眼することも多いと思います。
一人のときは、動物を押さえてくれる人がいません。点眼しようとすると、後ずさりして逃げようとする子がとても多いです。そこで、次のようにしてみてください。
- 後ろに下がれないようにする:動物の後ろに回り、自分の体で後ろをふさいで、下がれないようにします。
- 後ろから顎を持ち上げる:片手で、後ろから顎を包み込むように持ち上げます。
- 後ろから点眼する:もう片方の手で、後ろから点眼します。
うまくさすためのコツと注意点
- 容器の先を目やまつ毛に当てない:先が触れると目を傷つけたり、目薬が汚れたりする原因になります。
- 2種類以上の目薬がある場合は間をあける:続けてさすと先の薬が流れてしまうので、5分ほどあけてからさしましょう。順番の指示がある場合は、それに従ってください。
- 終わったらたっぷりほめる:点眼のあとにほめたり、おやつをあげたりすると、「点眼=いいことがある」と覚えてもらいやすくなります。
- 無理をしない:暴れてしまうときは一度やめて、落ち着いてから再挑戦しましょう。
- うまくできないときは相談を:どうしても点眼が難しい場合は、かかりつけの動物病院に相談してください。
まとめ
点眼のポイントは、動物の後ろから、視界に入らないように目薬を近づけることです。最初はうまくいかなくても、少しずつ慣れていく子がたくさんいます。飼い主さんも動物たちも、できるだけストレスなく治療を続けられるよう、ぜひ試してみてください。

